フェブラリーS

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日曜日のメインレース情報

第29回 フェブラリーステークス(GI)

指数上位馬
トランセンド
昨年、JRAで行われたダートG1(フェブラリーS、南部杯、JCダート)をすべて制し、JRA賞最優秀ダートホースとなりました。
過去10年でJCダートから直行した馬は、フェブラリーSで4勝、2着1回と愛称が良いようです。

また、近年は非常にハイレベルな戦いが繰り広げられており、強い馬しか勝てていません。

フェブラリーSは、現在行われている古馬の“統一ダートG1”の中で唯一2勝馬が存在しないレースで、アドマイヤドンやカネヒキリでさえも、2勝目を挙げることはできなかった点が気になるところです。


昨年2着だった国際舞台でのリベンジを果たすために、使うレースを厳選し、秋3戦から予定通りにローテーションを組めています。

昨年は震災による変則日程で、南部杯まで中央で開催され、ダートGIが年間3度あった特殊な年でしたが、この3つ全てを制したのがトランセンド。

ポリトラックコースでの1週前追いでは驚異の6F73秒9をマーク。
ラスト1Fも11秒5で、テンから飛ばしてラストも鋭くフィニッシュ。
「以前と比べてダート馬らしい体になってきましたね。以前は比較的華奢に映っていた馬体が見事にボリュームアップしていますよ。」と、陣営はかなり強気です。

同馬のスタイルは自らハナを切り、レースを作って押し切るパターン。
強い逃げ馬をマークして、最後に捕まえるパターン。

この立ち回りが出来るからこその抜群の安定感を誇っています。
昨年の日本で唯一敗れた相手が、スマートファルコン。

番手に甘んじて捕えきれないという結果になりましたが、同馬が崩れるとすれば、番手で緩いペースになった場合です。

南部杯では結果的に最後は捕えましたが、勝負所での脚はダノンカモンに見劣り、エスポワールシチーを捕えたのも直線後半でした。

この馬とすれば究極の持続力を活かせない競馬は不安要素となります。

南部杯のようにポンとハナを切られた後に、ペース自体が上がらなくなると、このハイレベルのメンツ相手、東京1600mという舞台では少しの不安があります。

ハナを切る競馬に持ち込めれば敵はいませんが、ライバルのエスポワールシチーは武豊騎手。
ハナ争いという点でも、南部杯同様に苦しむ可能性があります。

ただ、前3週では芝並みの時計をマークしており、調教の時計が実戦に結びつくタイプだけにデキは問題ありません。



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ダイヤモンドS情報

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▼土曜日のメインレース情報

東京11レース

ダイヤモンドステークス(GIII)

指数上位馬
オウケンブルースリ、マイネルキッツがデキひと息で、目標は先のため、ここは勢いのある16ギュスターヴクライが中心となります。

奥手のタイプで、ようやく素質が開花し完全に本格化しました。
叩き良化タイプですが、短期放牧明けの前走でも馬込みから一瞬で抜け出し完勝。
叩いた今回は前回以上のデキで挑めます。

折り合いに不安は無く、各実績馬が先を見据えての仕上げだけに、ここは中心となります。



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先週の回顧

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▼日曜日のメインレース情報

日曜日11レース
第46回 共同通信杯(GIII)

指数上位馬
ディープブリランテ
キャリア1戦で重賞挑戦となった前走は、不良馬場の中を別次元の強さで余裕勝ちとなりました。
直線では何度も手前を替えるなど若さを見せていましたが、軽く仕掛けただけで後続を突き放す強い競馬。
クラシックを狙える器だけに、ここはアッサリものにする可能性が高いです。

前走で賞金を加算出来たのは大きく、余裕のあるローテーションでフレッシュな状態で走れるのはプラスです。
ディープ産駒の代表になれる逸材だけに、ここは相手探しのレースとなります。

--------------------------ここまでブログで公開させていただきました----------------------------
会員様情報では馬連1点指示での210円的中となりました。

超のつくスローペースで勝ち馬ゴールドシップは3番手の内からの競馬となりました。
2着となったディープブリランテは休み明けで緩さが見られ、テンションも上がっていました。

逃げる形となったディープブリランテはハミを噛んだりし力みながらの逃走。
最後は甘くなったところをゴールドシップに差され、完敗。

1,2着馬の力が抜けていたレースとなりました。



▼土曜日のメインレース情報
東京11レース

第47回 クイーンカップ(GIII)

指数上位馬
先週の東京新聞杯や他の芝のレースでは、内の先行馬にとって有利な馬場となっていました。

12イチオクノホシ

同世代の牝馬のトップクラスが集まった阪神JF4着馬で、実績十分の1頭。ゲートが不安定で前に行ける脚が無いためレースは後方からとなりますが、偶数枠なら問題はありません。

ただ、内枠有利な馬場なら同馬にとって厳しい展開となります。


6モエレフルール
2走前のひいらぎ賞がかなり優秀です。(中山芝16良12.3-10.9-11.2-11.8-11.8-12.0-11.8-12.4=1.34.2)

テンからかなり速いラップが刻まれ、全体的にかなり締まった流れとなりましたが、この流れを不利な大外枠からポジション取りに行き③⑤⑤④と先行して尚且つ外を回らされるロス。
早めに先頭に立ってしまう誤算がありながらタイム差無しの2着。
一番強い競馬していたのはモエレフルールとなります。

前走も早い流れになってしまい、それを追いかけて外差し馬場の影響もあって3着に敗れましたが、先着された馬は牡馬2頭。

2着のセイクリットレーヴは次走にクロッカスS勝っており、評価していい内容です。
勝ちあがったのは今回と同じ東京マイルで、その時は好位から34.3とある程度決め手がある事も証明済みです。

人気になる馬達より実績面で見劣りますが、パフォーマンスは圧倒的に上で、内の先行が有利というトラックバイアスを味方にできるアドバンテージがあります。

---------------------ここまでブログで公開させていただきました---------------------------
会員様情報では不的中となりましたが、モエレフルールが後方からの競馬となり14着に敗れました。
通常通りの競馬をせず、相手が強いからこそ工夫した騎乗のようでしたがこのメンバーでは力が足りない事が露呈したレースとなりました。

勝ち馬ヴィルシーナはデビューから牡馬相手に1,3,1着。
先行してねじ伏せるレースをしてきただけに、スローでも折り合えるのがこの馬の強みです。
ただ、瞬発力が必要とされる桜花賞では分が悪くオークス向きの印象を受けました。
他馬が競馬を教えられている騎乗だったのに対し、ヴィルシーナは自らハミを抜くなど競馬を分かっているような内容でした。

現時点での完成度が高い1頭です。


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